内装パーツ

ルームキャリアー

車内の天井に取り付けるルームキャリアーは、車外の天井上部に付けるキャリアーと比較してどう違うのでしょうか。
キャリー性能は大差ありませんが目の届く所にある、これが一番の違いになります。 サーフボードを外のキャリアーに積んで走行している車をみると、ついつい外れて飛んでいってしまわないかと心配をしてしまいます。 そんな事故は滅多に起こらないのでしょうが、もしも目の前の車からサーフボードがこちらにダイブしてきたら、と考えると不安で運転に集中できません。 きっと自分がその車を運転していたら「まだちゃんと車に載ってるかな?ピューっと飛んでいってないよね?後続の車を巻き込んで大事故が発生してるなんてことは絶対にないよね?気になるから停車して確認しよう」と10分おきにコンビニの駐車場に車を入れて屋根を確認し、寄ったからにはと缶コーヒーを買って飲むを目的地の海岸に到着するまで繰り返しそうです。 おなかはタプタプになるし小便は止まらないし、海に着く頃にはお腹も壊してしまいそうな遠征になりかねません。
ですがルームキャリアーがあれば広いハイエースの特性を活かし、サーフボードを邪魔にならないよう車内に収納して持ち運ぶこともできます。 天井が数センチ低くなる程度で大きな板を監視しながら移動できるので、サーファーにとってはなによりも欲しい一品かもしれません。 固定具が外れてボードが落下する心配もありませんし安心を求める方にお勧めです。

ロッドホルダー

ルームキャリアーの親戚にはロッドホルダーもあります 本当は血縁関係もないし親戚ではありませんが、赤の他人というにはとても良く似た両者なのでこの例えを使わせてもらいました。 あまり一般的ではない、万人向けでもないカスタムパーツのロッドホルダーは、釣りをする人しか興味を持たないし購入を考えないでしょうが釣り人にとっては憧れの品ナンバーワンかもしれません。 サーファーはサーフボードを車載しますがフィッシャーは釣竿を車に積みます。 どちらもかさばるので軽自動車では運搬しにくいですし、サイズによっては無理なケースもあり、また積み込みはできても人間が窮屈な姿勢を強いられる場合もあるので解決方法が求められています。 ハイエースほどの大きな車なら釣竿を積むことはたやすいですが、傷付けずに何本も持ち運ぶのは意外と骨が折れます。 そこで活躍するのがロッドホルダーで、車内の天井に取り付ければ5本でも10本でも安全に収納して湖まで車を飛ばすことができます。 ルームキャリアーを使えばサーフボードに限らず釣竿も、長くてあまり厚みのない形をした物なら運ぶことはできますが、釣竿を確実に固定したければロッドホルダーに勝るものはありません。 ただ運ぶだけなら専用の器具やパーツは何もいらない、でも専用パーツが存在するなら使ってみたいと思うのが人の性です。

アームレスト

車を正面から見て中央、左右に人が乗車していたらその中間位置にアームレストの居場所があり、そこ以外ではあまり活躍できません。 なんのためにそこにあるか、それは置きたい人がひじを置くためです。 ミッションだとドライバーはギアを操作するのでひじを置いて休ませる暇など信号待ちのわずかな時間しかありませんが、オートマなら左手はフリーなタイムがいくらでもあるのでアームレストも価値あるパーツになります。 現在流通しているハイエースの大半はオートマですし、ドライバーの憩いの場としては使い勝手のよさそうなアームレストです。 標準装備で付いているしカスタムする必要なんてないさ、とおっしゃられるかもしれませんが、標準装備のアームレストが使いやすいと感じるのなら今まで通りそれを使用し続ければいいと思います。 でもカスタム用にけっこうな種類が市販されている事実を見る限り、愛用者の数は少なくはなさそうでハイエースのオーナーにもファンが多そうです。 ただの肘掛としてなら純正品でも良さそうですが収納力がポイントなのでしょうか。 ボックス型になっているタイプではふたを開けてCDやDVDを何枚も収納でき(レコードは無理ですが)小さな工具だって仕舞っておくことができます。 ゲームセンターで獲得したぬいぐるみだって納めることができるので、収納場所ではなくオシャレ空間としての活用も見込めます。 派手さはなく冴えない印象のするアームレストですがここを上手にカスタムするのが一人前のハイエースオーナーでしょう。